いじめ調査の見直し=文科省

 文部科学省は1月19日、いじめや自殺など児童・生徒の問題行動に関する調査を、抜本的に見直すことを決めた。
 都道府県・政令指定市の指導主事会議を開いて周知徹底し、4月以降に実施する。 ( 2007年01月20日 朝日新聞より)
 いじめられると、苦悩するので、うつ状態になり、大人のうつ病と同様の精神症状が起きる。思考判断力の低下、意欲の低下、集中力の低下による成績低下、行動の変化、不登校、自殺などがある。また、登校するストレスにより頭痛、腹痛、吐き気などの身体表現性障害の一種、または起立性調節障害が起こるようになり、遅刻、欠席、不登校になる子もいる。
 いじめは、加害者が思う以上に深刻な影響を与えるので、早期に発見して対策がとられるという環境ができて、いじめは悪いし、すぐに、対策がとられるということが知られて、子どもたちが安心してすごせる場所にしたい。それは、家庭にも言えることで、家庭で親が不和、緊張状態にあるようでは、家族が心の病気、身体の病気、非行犯罪を起こす原因を作っているようなものだ。そういう家庭の不満をまぎらすために、学校でいじめを行なうことにもなる。いじめの解消には、保護者の協力も必要である。保護者も、教師に協力することが求められるだろう。
 不登校、自殺は、いじめ以外でも起きるので、学校で、そういう予防になるような授業や保護者への説明を定期的に実施すべきだ。 ( 0701-003 )